転職活動⑥初めて肯定されたこと

帰り電車で寝落ちしました。最近一人で長時間電車に乗れるようになってきた。なでなで。

人って、突然に救われたりするって言うじゃないですか。しかもよくわからない方から、一方的に。そんな話。

途中ぽえみっくみなっている気がしてるので遠慮なく恥ずかしい台詞禁止つっこみお願いします。

 

2月、頑張って入社した会社を一ヶ月で退職して誕生日を迎えました。人生。

今は月末までの派遣でアパレルフルタイムしてます。ここの詳細についても書きたいことがたくさんあるのだけど、今回は表題通り進めます。

バラバラの派遣会社から集まった派遣スタッフの方々、販売商品の価格帯がそれなり(ブランドもそれなり)のせいか、接客スキルの高い人が多くて驚いた。

まぁアパレルなんで暇な時間もそれなりに多く、スタッフさんと会話できる機会も多かったので、皆さんの経歴やら経験やらお話聞いて時間を潰していた(売上は最低限立てているという補足を入れておきたい)わけですが。一人のSV(スーパーバイザー)(ググッてね)経験者の女性と話していた時の事が今回のブログに起こしたかった事。

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140字でまとめたこれが全てです。

社畜時代、がむしゃらに仕事を続けて体を壊して、哀れまれたり怒られたり心配をかけたり優しい言葉を沢山もらってわたしは今生きているわけです。

ただこれまで、その内容や頑張りに対して肯定されたことがなかった(周りに同じ業界の人が少ないので実務的な共感が難しいという点もあると思う)。のであまりに驚いて、突然救われて、どうしたらいいのかわからなくてボロボロと泣いてしまった(勤務中だったのでちゃんとトイレで泣きました)。

優しい言葉を否定するわけでもなくて、ただ、同じ目線で共感を得てプラスになる言葉をかけてもらえたことが嬉しかった。

 

昔からの決め事の一つに、生きる上で自分のやることに対して

「反省はしても後悔はしない」

生き方をしようというのがあります。それ故、人にあまり相談したりそれに合わせて行動することが少ない。失敗したときに人のせいにしてしまいそうだから。

アドバイスとか経験談とかを弾くわけではなく、有難く吸収して、それでもって自分で決めたい。そうしてきました。

だからこそ、否定されるのも今の現状も自分自身の選択の結果で、でも後悔はなくて、それは全てに対して全力でやってきたからかなと思う(もちろんサボるところは見えないところで全力で手を抜いてます、マジでね)。

私は社畜時代のたった3年ぽっちの間で、人より多くの体験ができた。人の上に立って、売上を立てて会社を回して、転勤して店舗を作り上げて。

その経験もそのあとの事も、何一つ無駄だとは思っていなくて、それをわかってもらえたのが初めてだった。

同じ様に辛い経験をして、でも今はまた新しい好きな事に向かって頑張ろうとしている方に、愚痴でも共感でもなく、肯定された。

卒業して仕事に就いてから誰からも否定的な言葉しかもらえなくて辛くて、余計に頑張ってどんどん深みにはまって気付いたら抜け出せなくて、一度本当に死んでしまった自分をそれでも見放さずにいてくれる人たちがいた。

それでも否定され続けた7年間が自分の中で鉛の様に存在して、その重みの分重さ(物理)を減らしてきた。

それがこんな急になにもかも開けたような気持ちになってしまった。

会って間もない、もう会わない彼女は私の恩人になった。

 

これを書いていて 三月のライオンのあるシーンを思い出しました。f:id:dsik4nyan:20190328045251j:image(三月のライオン5巻より)

本当にこういうことがあるんだな、と今もじわじわ泣いてる。

その女性は「今になって見える事もまたやりたいこともできて、ふとした時にこういう人脈が大事だったりする事があるんだよね」と言った。私より5.6歳(推定)しか違わない歳上の女性。

あんな風になりたい、視野を広く、接客の鏡であり人として誇れる様な。

 

今月末までフルタイムで頑張ってます。近況またしますので応援よろです。ではまた。